代表挨拶
宇宙が誕生したのが138億年前。その後すぐに生まれた電子や陽子から、私たち人間も構成されています。私たち人類が誕生したのは138億年の時間のなかの、ほんの20万年前です。このように振り返ると、現代を生きる私たちは、非常に大きな時間や物質の流れの中の、うたかたの存在だという思いを抱きます。
現代の問題の一つである地球温暖化は、約400年前から始まった石炭や重油を燃やすことでエネルギーを得る、いわば炭素文明が起因となっています。たった400年前から始まった問題が、20万年の歴史をもつ我々人類の存続を脅かすようなことがあるわけがない。必ずこの地球温暖化の問題は解消できると考えます。この問題を解くためには、物事を動かす真の理(コトワリ)を追求しつづけなければいけません。追求しつづけるのは一人二人ではダメです。
多くの仲間が必要です。なのでBlossom Energyを作りました。
株式会社Blossom Energyは、「究極の持続的社会に求められるエネルギーをデザインする」という視座をもって、事業に取り組んでいます。現在私たちが取り組んでいるのは、革新的に安全な原子炉と、再生可能エネルギーの変動性等の問題を解消するエネルギー貯蔵システムの2つの技術を開発しています。これらの技術は社会が求めるものです。技術的な成立性は非常に高い。商業的な成立性も間違いなくあると考えます。あとは、創意工夫とハードワークとユーザーの啓蒙と新たなビジネスモデルを確立するのみです。私たちBlossom Energyは、技術の力で社会をより良い方向へ変えていくことを本気で目指す仲間と共に、未来の社会インフラを構想する挑戦を続けてまいります。
株式会社Blossom Energy
代表取締役 濱本 真平

1995年
神戸商船大学(現:神戸大学)
核融合炉第一壁コーティング材の研究で学士号修得
同大学院では海水ウラン採取技術の研究で修士号修得
2002年
日本原子力研究開発機構
20年間、研究炉の運転・保守・研究開発に従事
2016年
筑波大学大学院
高温ガス炉の研究で博士号修得
2022年
株式会社 Blossom Energy 設立・代表取締役就任